対応エリア(離島を除く鹿児島県全域)

鹿児島市・鹿屋市・枕崎市・阿久根市・出水市
・指宿市・垂水市・薩摩川内市・日置市・曽於市

・霧島市・いちき串木野市・南さつま市・志布志市
・南九州市・伊佐市・姶良市・薩摩郡さつま町

・姶良郡湧水町・曽於郡大崎町・東串良町
・肝付町・錦江町・南大隅町

お問合せ

株式会社サクシード
〒892-0805 
鹿児島県鹿児島市大竜町13-12 上園ビル2F

営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日・祝日

外壁塗装で失敗しないための注意点とポイントを解説!

いつも当社ホームページをご覧いただき、誠に有難うございます。
代表の池田です。

私たちが普段から何気なく行っている「買い物」
購入する人それぞれに「購入基準」があり、そこにマッチした商品だけが売れます。
では、皆さんが「塗装工事」を買う時、どんな「購入基準」で購入しますか?
今回のこの記事では、塗装工事を行う際の注意点や、塗装業者の選び方、確認事項をご紹介します。
塗装工事は決して安くない買い物です。
だからこそ、この記事を念頭に最高の塗装工事を実現してください。

代表取締役 池田智季の写真

この記事の目次一覧

外壁塗装の概要と基本的な知識

塗装の役割

塗装工事を行う理由は人により様々です。
「美観を回復させたい」というものや「防水性能や様々な機能を付与したい」などです。

これらは塗装工事を行えば、全て解決する事が出来ます。

塗装工事は形のある商品と違い、職人が手作業で作り上げるものです。
機能性や美観を付与する塗装工事だからこそ、下記の注意点をしっかり守る事が大切です。

屋根の塗装を行う職人の写真

塗料の種類

塗料には様々な色や成分があります。
色の選定に関しては、住宅のイメージに合った色選びや、依頼主の好きな色を使用するのが基本です。
ただしそれだけではなく、街のイメージを損なわないか想像してみることも重要です。


成分の選び方は一般的に「耐候年数」を参考にします。
塗料のグレードは、簡単に言えば「長持ちする・しない」で金額が大きく変わります。
塗装を施す建物にどれだけの期間、防水性能や美観を付与するか計画を立て、予算を設定し塗料を選定する必要があるのです。

塗料について悩む家族のイラスト

現地調査時の注意・留意すべき点

ここからは各セクションに分け、塗装工事にまつわる注意点を掲載します。
塗装業者を選定する材料としてお読みください。

塗装工事の見積依頼があった際、最初に行われるのは「現地調査」です。
この現地調査では、単に建物の塗装面積を測るだけではなく、建物の状態も確認します。

その際の注意点を以下に掲載します。

劣化具合がしっかり把握されているか

現地調査を行うスタッフは、大抵の場合建物のプロです。
建物の劣化状況を確認し、視診・触診を行うことで、建物が今置かれている状況や、近い将来どのような問題が起きる可能性があるか瞬時に判断するのです。

劣化状況を確認する際、プロの診断ではない場合、一部の劣化状況が見逃されてしまうケースがあります。
そうなってしまうと、のちにご説明する見積書に、補修などの工事が含まれない場合があります。
このような状況を避けるためにも、建物のプロによる現地調査が必要となってくるのです。

建物調査を行う人のイラスト

専門家による正確な診断か

先述した通り、建物のプロが建物の状況を確認・診断する必要がありますが、それらはどのようにして分かるのでしょうか。
実は「屋根や外壁の劣化診断を正確に行うことの出来る資格」というものが存在します。
例として「外壁診断士」がそれに当たります。

屋根や外壁の劣化具合を見て、それに応じた塗装・補修を提案する事が可能な資格です。

外壁診断士の認定証の写真

塗装工事は、最初の「現地調査」が一番大切です。
現地調査にて、今後の施工プランが形作られるからです。
そういった大切な調査を任せる際は、インターネットなどで資格保有者がいる会社に依頼するのが最も安心です。

適切な塗料の使用を想定しているか

一言で「塗装」と言っても、箇所を選ばず、どんな塗料を使用してもいいわけではありません。
屋根・外壁・鉄部・木部などにより、塗り替えに使用する塗料をそれぞれ使い分けなければなりません。
また、劣化度合いで使う塗料を選択することもあるのです。


現地調査の際には、どのような塗料を使用するべきか調査員に尋ねてみることが大切です。
メーカー想定の下地に最適な塗料を選択する事ができれば、塗膜の寿命を大幅に伸ばすことができます。

「最適な塗料選定」と言っている業者のイラスト

見積り段階における注意点

現地調査が完了した後は、依頼主への見積書の提出となります。
塗装業者は、基本的にここまで無料で応じてくれます。
この項目では、見積書を見る際の注意点を掲載します。

工事内容が分かるか

見積書に目を通した時、どのような工事が行われるのか見当がつかないものがあります。
見積書には大体の場合、各工事項目の横に「規格・寸法」や「仕様」というスペースがあります。
ここに使用する塗料の成分や塗り回数などが記載されていない場合、どのような工事が行われるのか見ている人には分かりません。

見積書のイメージ写真

工事の工程まで想像できる見積書の作成が行われていれば、依頼する側も安心して工事を任せられますよね。
実際に見積りをもらう時は「詳細が省かれていない見積書」を受け取るようにしてください。
工事後「口約束と仕様が全く違う」等のトラブルを無くすようにしましょう。

極端に値引きされていないか

材料費や人件費には「最低限」があります。
ごくまれにこの「最低限」を下回る値引き価格が記載されている見積書が提出されることがあります。
この見積書、大変危険です。


実は塗装工事においては「激安なのはいいこと」ではありません。
どこかで工程を抜いていたり、塗料を必要以上に薄め、かかる材料費や人件費を抑えるかもしれないからです。
実は塗装は、塗り回数をごまかしたり、下地の補修を雑に行ったり、何かと手が抜ける商品です。
そういった工事の仕上がりは、品質がかなり悪くなります。

どのようなものにも「相場」があります。
だからこそ「適正な費用で、正直な施工」が求められるのです。

「激安」にバツが付いているイラスト

施工面積が大きくかけ離れていないか

塗装を施す面積など、数量がかなり違う見積もりにも注意する必要があります。
大抵の塗装業者は、見積書に「一式」ではなく「㎡」や「m」や「箇所」などに単価を掛けて提出します。
これら面積などの数量は、塗装価格に大きな変動をもたらします。
面積が大きく見積もられていた場合、比例して施工金額も大きくなるのです。
そのため、正しい数量の見積書の提出が求められます。

上記の様な点を事前に解決する策として「相見積もり」を取ることが重要だと考えます。
会社により、積算方法や単価が細かく違います。
相見積を取った複数社から「目安となる適正な価格と正確な面積」を提示した会社を選定し、塗装工事を任せてください。

相見積で悩む人のイラスト

塗装工事中における注意点

この項目では、実際に工事が始まった際の注意点を掲載します。
工事中には注意する点が多いですが、ここでは大きく3つほどご紹介します。

近隣トラブルを避けるための対策

塗装は、主に外回り部分の工事です。
戸建て住宅の外の工事を行うということは、近隣に迷惑を掛けてしまうかもしれない、と考えるのが自然です。


塗装を行う時の注意点としては「事前に近隣住民への理解を得ること」です。
「塗料が飛散しないよう養生を丁寧に行う」「車両にシートカバーを被せる」といった説明を、塗装業者が事前にお伝えするのが必須です。
こういった安全対策を前もって講じておけば、ご近所からのクレームを無くすことができ、工期を守った工事が実現します。

ご近所トラブルのイメージイラスト

施工が見積書通りに行われるか

工事期間中に、見積書に記載している施工が手順通りに行われているか確認するのも重要な点です。
塗装は手順を守らない場合、仕上がりが極端に悪くなったり、長持ちしないなどの弊害が生じます。
こういった状況を事前に防ぐためには、塗装業者からの日頃からの報告がある方が望ましいです。

メガホンで喋る作業員のイラスト

例えば「本日は〇〇工程を行いました」と一言メッセージをもらい、施工中の写真などが送られてくる、などです。
工事は、依頼主がずっと見ていられるわけではありません。
だからこそ、こういった工程ごとの報告を要望するのも大切です。

完了時のチェックが適切に行われたか

塗装が完了した建物、実はこれをそのまま引き渡すことはしません。
工事が終わると、スタッフが現地に向かい、完了検査を行います。
完了検査は「塗り残しが無いか」や「補修が全て完了しているか」を見ます。
理由は単純に「人の行う仕事だから」です。

どのような仕事も、人が行うからこそ細かいミスがあります。
だからこそ完了検査にて、最終的なチェックを行っているのです。

完了検査にて不備が見つかった場合は、きちんと手直しを行った後、晴れて引き渡しとなります。
塗装完了後、塗装業者に完了検査が適切に行われたか質問するのが重要です。

現場のチェックをしている作業員のイラスト

その他注意・確認するべき事項

工事期間がしっかりと守られるか

一戸建て住宅の屋根と外壁を塗装した場合、2週間以上もの時間を要します。
この期間は、季節や天気、建物の規模などに応じて大きく変わります。

工事に費やされる期間を把握するためには、工事工程表の提出をお願いするようにしましょう。
そしてこの工事期間が守られ、適切な工事が行われているかを注意して見てみましょう。
期間が守られて工事されないときは、多くの場合、塗装会社より説明があります。
このような情報を事前に貰う事で、今後の計画が立てられるのではないでしょうか。

工程管理表のイメージ写真

塗装後のイメージが合致しているか

いざ塗装を施し、足場が外れたタイミングで「イメージと全然違った」と言うようなことがごくまれにあります。
何故このような事が起こるのか。
理由としては「建物全体が塗装されるイメージが掴めていないから」に他なりません。

大抵の場合、塗装業者が持ってくる色見本は塗装色のついた薄い板です。
これを「塗板」と言います。
この小さい板を見て、果たして建物の仕上がりが想像できるでしょうか?

色板の写真

想像が難しい場合、塗装業者の担当に「シミュレーションができないか」と聞いてみることが重要です。
ここで言うシミュレーションとは「建物の屋根・外壁が実際に塗装された際どう見えるのか」を画像で提出する事です。

家の写真を撮り、その写真データの外壁面に塗料の色を乗せる作業を行う。
そしてそれを依頼主に見てもらい、塗装イメージを掴んでもらう。
こういったサービスを行う会社であれば、塗装後イメージが違うという事は起きづらくなります。

しっかり納得のいく仕上がりを求めている場合には、シミュレーションを行ってくれる会社を探すのがベストです。

外壁塗装シミュレーション後の写真

保証や定期点検サービスが付与されているか

屋根や外壁の塗装が終わると、よっぽどでない限りその面は美しくなります。
ですがその面の数年後を予想できる人はいるでしょうか?

塗装は、塗ってからが本番です。
塗膜が長持ちしない場合、それは工事の失敗と言っても過言ではありません。

こういった「塗膜に生じた予期せぬ問題」を解決してくれるのが「保証書」です。
大抵の塗装業者は、工事が終わるとこの保証書を提出してくれます。

万が一塗膜に問題が生じた場合は、この保証書を利用し手直しするのです。

保証書のイメージイラスト

また保証だけではなく、数年おきに建物の状態を確認しに来てくれるサービスを展開している会社に依頼するのがおすすめです。
建物の状態にいち早く気が付けるのは、定期巡回を行っている会社のプロスタッフだけです。
家の些細な変化も気軽に相談出来たり、建物の維持やメンテナンスについて助言をもらえることがあります。
そういったサービス利用し、建物の変化を観察し続けることが重要なのです。

建物検査をする調査員のイラスト

注意する点を抑え最高の塗装工事を!

いかがでしたか?
塗装だけではありませんが、工事には様々な「気を付けるべき点」があるのが分かります。

これを見ている方が、塗装工事に対し、どのような段階にいるかは分かりません。
検討段階か、すでに工事が進められている状況の方もいるかもしれません。
上記の注意点を参考に、今後注意するべき点があるのか確認してみてください。

この記事の内容を踏まえ、最高の塗装工事を実現し、成功させましょう!

外壁塗装を行う職人の写真