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株式会社サクシード
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外壁診断士とは?住宅の知識を備えた熟練の調査者!

いつも当社ホームページをご覧いただき、誠に有難うございます。
代表の池田です。

皆様は「外壁診断士」という資格をご存じでしょうか?
物価やエネルギー価格の高騰が叫ばれる昨今、リフォームを行う際にも、規模を縮小して依頼されるお客様が多数いらっしゃいます。
そういった場合、建物に今必要な補修やリフォーム範囲・方法を正確に知っておく必要があります。
外壁診断士はそういった建物の状況や、お客様の予算に応じた補修プランを正確に把握するのです。
今回の記事は、この外壁診断士に関する様々な情報をお知らせします。 是非最後までご覧ください。

代表取締役 池田智季の写真

この記事の目次一覧

外壁診断士:概要と役割

外壁診断士とは?

外壁診断士とは、建物の外壁の劣化状況を診断し、適切な補修・メンテナンス方法を提案する専門家です。
外壁のヒビ割れ・塗膜の劣化・カビや苔・雨漏りなどのリスクを調査し、建物の安全性や耐久性を確保する役割を担います。
基本的に診断士を名乗る為には、専門の資格を持っている必要があります。
資格を持たなくても建物に対するアドバイスはできますが、専門的な知識に裏打ちされたものではないことに注意が必要です。

家のチェックをする人のイラスト

なぜ外壁診断士が必要とされるのか

建物は日々、様々な環境により劣化していきます。
その速度は建物によって異なり、一般の方には理解できないものもあります。
建物の小さな変化でも、放置すると後々大きなトラブルに発展する場合もあります。
そのため早期に劣化や破損を確認し、適切に補修や塗装を行う事で建物自体の寿命を延ばす必要があるのです。

初期の段階で劣化を見つけることは、後々かかるコストを抑えることにもつながります。
だからこそ、いわば「建物専門の医者」である外壁診断士が求められるのです。

建物外観の写真

外壁診断士が見る劣化状態

この項目では診断士が建物の何を見て、何を考えてアドバイスを行うかご説明します。

専門的な見地から建物に対してどういった判断をするのかが分かります。

建物調査のイメージイラスト

外壁劣化の初期サイン

屋根や外壁の建材や塗膜。
これらはよっぽどの事が無い限り、いきなり剥がれ落ちたり、破損したりはしません。
物理的な衝撃が加わらない限り、比較的ゆっくりと劣化します。
そういったゆっくりとした劣化に対して、外壁診断士は状況を理解し、見極めます。
例えば外壁の小規模なヒビ・色褪せ・剥がれ・苔やカビなどが劣化の初期症状と言われています。
これらに対し、施工を行うべきか判断しアドバイスを行うのです。

チョーキング現象を起こしている外壁の写真

外壁の劣化後起こるリスク

塗膜劣化の初期症状ではなく、かなり劣化していた場合、今後建物がどうなるのか。
それは一般的な人には分かりません。
外壁診断士は、そういった劣化が激しい建物に対する、今後のリスクまで考えます。
例えば雨漏り・建物寿命の低下・躯体の破損などがそれに当たります。
劣化した箇所からどのような事案が発生し、最終的にどのような状況になっていくという事まで予測し、建物を見ているのです。

クラックを起こしている外壁の写真

どの程度の規模・タイミングで工事を行うか

建物外壁の状況は一目見ただけで分かるものではありません。
そのため、工事中に更なる劣化が発見され、追加工事が発生してしまう事も珍しくありません。
外壁診断士はそんな建物の状況を見て、建物に発生している劣化規模まで判別します。

また、塗膜の劣化程度によっては今すぐ工事を実施しなくても大丈夫な場合もあります。
工事を行うタイミングについても正確にアドバイスを行えるのです。

工事の打ち合わせをしている人のイラスト

建物診断に求められる知識

軽度の劣化の場合の対応策

軽度の劣化状況では、簡易的な補修を行います。
基本的に「塗装工事」がこれに当てはまります。

屋根や外壁材が比較的健康である限り、塗装を行う事で防水性能が戻ります。
既存塗膜の劣化状況から、塗装で対応可能な場合は軽度な劣化としてアドバイスします。

外壁の塗装をしている職人の写真

中程度の劣化の場合の対応策

中程度の劣化状況の場合には、塗装から一歩踏み込んだ補修を行います。
これらには「既存塗膜除去後の塗装」「シーリングの打ち替え」が当てはまります。

屋根や外壁の内部に雨水が侵入するほどの劣化の場合は、根本的な補修が必要となってきます。
こういった度合いを見て、環境に耐えられないと判断した場合は中程度以上の劣化としてアドバイスします。

外壁目地にシーリングを充填している人の写真

重度の劣化の場合の対応策

重度の劣化の場合には、今すぐに補修を行うケースとなります。
このフェーズに入ると、既に建物自体に大きな問題が発生しており、住まれている方も現象を理解しているでしょう。
修繕方法としては「雨漏りの補修」「屋根の葺き替え」「外壁の張り替え」がこれに当てはまります。

建材が破損した場合には、軽度補修「塗装工事」や中程度補修「シーリング補修」では対応できません。
劣化が進行してしまった建物に対し、どういった工事が行えるのか考えアドバイスします。

外壁にサイディングを貼り付けている人の写真

上記工事に掛かる大まかな規模や金額の目安

劣化初期であれ、重度の劣化であれ、建物の補修やリフォームを行う際にはお金が掛かります。
外壁診断士に求められるのは工事方法だけではなく、工事規模の把握や、施工金額の目安を知る事にもあります。
これらを事前に知っておかない限り、お客様に最適な工事を提案することができません。 また、かかる施工日数などを事前に伝えることも役割としてあります。

アイデアを思い付いた営業スタッフのイラスト

信頼できる診断の依頼方法

外壁診断士の概要についてはご理解いただけたと思います。

ここからは外壁診断を行う会社選びの方法について解説します。
建物に対する補修や塗装、リフォームは高額な工事です。
以下の項目を理解した上で調査を依頼しましょう。

A社B社の選定で悩む人のイラスト

資格を持っていることが第一条件

まず、建物の調査を行う調査員が「外壁診断士」の資格を有するか確認してください。
これは、建物の状態を知る上で欠かせない資格です。
全国住宅外壁診断士協会が実施している資格で、お客様に公正なアドバイスや提案ができる優れた技術者を認定する試験に合格し、与えられるものです。
この資格は、現場の実務経験が5年以上でなければ受験・取得できないものです。

業者の中には、こういった劣化判断ができる資格を持たずに診断をしているケースもあります。
もちろん法律に抵触する事の無い、まったく問題の無い行為ではあります。
しかしながら前述した通り、診断士は「建物専門の医者」です。
資格を持ち、専門的な知識を持ち合わせた業者であれば、行うアドバイスに絶対の信頼がおけます。
資格の有無は、様々なリフォーム会社のホームページに掲載してあります。
ですから、業者を選定する際はそういった情報を調べ、資格を持った専門的な会社に依頼する事をお勧めします。

外壁診断士の登録証の写真

依頼する業者の実績

上記のように、資格を持ち合わせていることは第一条件です。
しかしながら、それだけで正確に診断してもらえるか判断できるものではありません。

例えば、自動車免許取り立ての初心者マークを付けた車が目の前を運転していた場合、いつも以上に距離を開けて運転しようと思いませんか?
これはなにも初心者を甘く見ている訳ではなく、運転には経験が蓄積されるべきであるという事です。
自動車の運転が年数を重ねるごとに上達するように、外壁の正確な劣化診断にも、何年、何件もの調査実績が不可欠です。
診断を依頼する際、診断士の資格を持った会社がある程度絞れた場合には、その会社の実績を調べてみて下さい。
施工事例の少ない、豊富な実績が無い会社の場合は、依頼するべきか今一度考えてみましょう。

箱を積み上げる男性のイラスト

施工会社の口コミ

診断士の資格を持ち、実績がある会社を選定できた場合、その会社の口コミを調べてみましょう。
口コミの星の数はもちろん大事です。
ですがここで注目すべきは、星の数ではなくその内容です。

塗装工事を行うと、仕上がりは勿論きれいなものとなります。
そして口コミが投稿されるのは、大抵の場合、完工後間もないものと判断されます。
こういった口コミの中に、アドバイスや事前打ち合わせにまつわるものがある場合は、その会社が診断をきちんと行っているという判断材料になります。

口コミの星の数は、塗装が綺麗である初期に投稿されるからこそ、高くなる傾向にあります。
ですので、口コミ本文をきちんと読み、しっかりと診断してくれるのか理解した上での業者選びをお勧めします。

口コミのイラスト

劣化は外壁診断士に相談!

いかがでしたか?
外壁診断士についてご理解いただけたでしょうか?

当社ももちろん持ち合わせているこの資格は、お客様に対して大きな説得力を持ち、信頼して頂ける材料になっております。
塗装などのリフォームを考える前に、一度建物の劣化状況を知ってください。
その行為がリフォーム工事大成功のカギになります。

外壁診断士の認定証写真