鹿児島市N様邸 屋根防水・外壁塗装工事
施工部位 | 外壁塗装, 外壁張り替え, 防水工事 |
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使用メーカー | SK化研 |
施工開始日 | 2024年05月07日 |
施工完了日 | 2024年06月04日 |
3/12 足場仮設工事
足場仮設工事では、職人が安全に塗装作業を行う為の足場を作ります。
足元が悪い現場では安定した工事は出来ません。塗装の仕上がりを左右する重要な工事です。
3/15 打診調査
打診棒でモルタル部分の外壁を擦ったり、叩くことで損傷個所の確認を行います。
内部の鉄筋が水分の影響で錆び、膨張し空洞が発生した箇所は検査により反響音がします。
判明した箇所は塗料で印をつけておきます。
5/7 アンカーピンニング工事
打診調査後、モルタルとコンクリートに隙間があった箇所に行う工程です。
エポキシ樹脂で接着。アンカーピンでより一体化させ、剥落防止します。
5/8 斫り作業
「斫り作業」では掘削器具を使い、錆びた鉄筋を露出させます。
この工程は、この後爆裂の原因となる鉄筋の錆に対処するために行います。
5/17 鉄筋 ケレン・錆止め
水分を含み、錆びて膨張してしまった鉄筋に、ケレン後「錆転換材」を塗布します。
錆びの進行を抑制する役割があります。
5/17 ポリマーセメントモルタル充填
爆裂部にポリマーセメントモルタルを充填します。自重で材料が落下する事を
防ぐため、充填と乾燥の工程を複数回繰り返し、少しずつ形にします。
5/17 外壁 洗浄
高圧洗浄機で、旧塗膜に付着したほこり・藻・カビなどの汚れを取ります。
汚れをあらかじめ綺麗に取る事で、塗装の際の塗料の接着が良くなります。
5/17 陸屋根 防水面洗浄
まずは防水面の洗浄を行います。高圧洗浄機にて頑固な汚れを綺麗に落とすことで
この後塗布するプライマーやメッシュシートを丈夫に接着します。
5/17 養生作業
塗装しない部分に誤って塗料が付着しないよう、シートやテープで
丁寧にカバーをします。塗装を綺麗に仕上げる為の作業です。
5/20 外壁 下塗り
下塗り作業は外壁塗装の基本にもなる、最も重要な工程になります。
外壁材と、後に塗布する塗料との密着を高め、塗料の染み込みを防ぎます。
5/20 外壁 中塗り
中塗り作業は壁材に凹凸等のない平らでなめらかな下地を作り、上塗りで
キレイに仕上げる為の工程です。基本的に中塗り・上塗りでは同じ塗料を使用します。
5/20 外壁 上塗り
上塗り作業は中塗りと同じ塗料を塗り重ねることで、塗料本来の性能を引き出す
ための工程です。塗膜が厚くなるため、美しく、汚れや雨風に強い外壁になります。
5/31 防水面 プライマー塗布
プライマーを塗布します。
防水層と防水施工面を接着する効果があります。
5/31 防水面 メッシュシート貼り
メッシュシートを貼り付けます。
防水層に厚みが確保出来るため、防水性能が上がります。
6/3 防水層 1層目塗布
ウレタン防水材を塗布し、防水面の厚みを更に確保します。
6/3 防水層 2層目塗布
乾燥後、ウレタン防水材を再度塗布します。
防水面の勾配が急な場合は3回、4回と塗布する場合もあります。
6/4 防水面 トップコート塗布
トップコートを塗布し、防水工事が完了します。
防水層を紫外線から守り、劣化を防ぎます。
お客様の要望
外壁浮きなどをしっかりと調査し、補修してもらいたい。
かかる工期等、どの程度の規模の工事になるのか事前に密な打ち合わせを行いたい。
会社からの提案
建物の老朽化が原因で、モルタルの剥落が起こってしまったとの事で
現地調査において、打診調査にて詳細に建物を検査致しました。
爆裂部においては、ポリマーセメントモルタルを充填し
モルタル浮きの可能性がある箇所にはアンカーピンニング工事を行いました。
この工事とは別に、同時に外構工事と内部のリフォームを行いましたので
事前に密に工事工程をお打ち合わせさせて頂きました。
長期間の工事になりましたが、お客様より大変ご満足いただけたようで
私共も安心しております。
今後ともアフターメンテナンスを通じ、末長いお付き合いをよろしくお願い致します。
2024.02.09|CATEGORY:施工事例動画