台風上陸前の準備!「台風養生」
いつも当社ホームページをご覧いただきまして、誠に有難うございます。
代表の池田です。
2024年も、台風の多いシーズンに突入しました。
当社の現場も台風の影響を考えた工程で進めています。
このブログを作成している今も台風10号の影響が出始めています。
明日27日の夜にも薩摩地方が暴風域に入るとの予報が出ています。
今後の予報に注意し、皆様も気を付けてお過ごしください。
塗装工事においては「台風が来ると現場での作業がストップする」
これは当たり前のことです。
しかし「台風が来る前に行わなければならない作業」というものも存在します。
その代表として挙げられるのが
「足場の台風養生」です。
職人が現場で安全に作業するための足場。
この足場の支柱と支柱の間にはメッシュシートが張られています。
このメッシュシートは
塗装工事にて、塗料が現場外に飛び散ることを防いだり
改修工事を行う際は、どうしても出てしまう埃や細かいゴミが飛散しないように
という目的のために貼られています。
このメッシュシートが張られている間は
風速のあまりない風でも
メッシュシートが風を受け、足場が多少揺れます。
このメッシュシートが台風の風速、今回の台風10号であれば風速25m/秒を受けたとすると
倒壊するリスクがかなり高いです。
足場倒壊事故の原因の殆どはメッシュシートです。
仮設工業会の足場の使用基準で、風速15m/秒以上(強風域)が予測される場合
メッシュシートをすべて解放しなければならないと記載されています。
台風が来る前に、一旦すべてのメッシュシートを外すか
片側を外し、まとめて柱に固定するか、という作業を行うことは
足場使用基準上、絶対に必要な対策です。
今回、ビルの補修工事をご依頼頂いたお客様の
台風養生を行いました。
養生後の写真を見て分かる通り
メッシュシートが柱の片側にしっかり固定されているため
台風の影響を受けづらい足場になりました。
足場の倒壊は甚大な被害をもたらします。
電線を切ってしまったり、施工している現場や、近隣の建物を傷つけてしまったり。
そういった危険に事前に対処する事が
この時期に工事を行う業者の、必要最低限の行動だと思います。
台風10号が鹿児島県本土に上陸する進路を取っています。
現状の建物に不安がある場合は、台風が来る前に外観等の写真を撮影してください。
破損個所を発見した場合、以前からあった破損か判断することができます。
当社では台風通過後の、屋根・外壁の補修・点検作業を承っております。
毎年の事ですが、台風通過後は大変混み合いますので、お早目のご依頼をお勧めしております。
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2024.08.26|CATEGORY:スタッフブログ