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塗装・補修・雨漏りはDIYしていい?

いつも当社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
代表の池田です。

 

近頃よく聞くDIYという言葉。
Do It Yourself(やってみよう!)という単語の略語です。
自分自身で何かを作ったり、修理したりする行為を指します。
近頃は日曜大工でよく使われる言葉ですね。

 

 

皆さん、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
「塗装工事もDIYで済ませられないだろうか」
確かに、自分自身で行えば道具・材料代だけで済んでしまう話です。
しかし後述するメリットとデメリットを見て、果たして「やってみよう!」と思えるものでしょうか?

 

今回は塗装や補修、雨漏りのDIYにまつわる注意をお伝えします。
興味のある方は是非お読みください。

 


 

1.DIYのメリットとデメリット

 

塗装や補修、雨漏りのDIYそれぞれには違いがあります。
まずは下記のメリットとデメリットに目を通してみましょう。

 

 

 

①DIY塗装のメリット
・安く仕上がる可能性がある
ホームセンター等で安い塗料を購入すれば、材料代を安く抑えることが出来ます。

 

・好きな時間に作業ができる
職人が仕事をするわけではないため、施工時間に縛られません。
自分のペースで作業できます。

 

・業者と契約や打ち合わせをする必要がない
人にとっては煩雑に感じる面倒な打ち合わせなどがありません。

 

②DIY塗装のデメリット
・思った以上の作業時間を要する
塗装をDIYすると、好きな時間を作り作業できる一方
慣れない場合は、作業に時間が掛かる場合がほとんどです。

 

・塗装するための道具に思った以上の金額が掛かる
塗装工事は塗料だけで行えるものではありません。
ローラーや養生テープ等が必ず必要になります。
こういった道具を買いそろえていく場合、思った以上の出費になるケースも。

 

・作業にかなりの危険を伴う
「高所作業による落下の危険」です。
個人で塗装作業を行う場合、足場を立てないため
どうしても高所の塗装に危険が伴う、という事です。
しかもこれは屋根に限ったことではなく、2階外壁や
1階外壁上部にも当てはまる事です。
足場の設置は作業者が安全·快適に作業する為に絶対に必要なのです。

 

・塗装の仕上がりが良くない
一般の方が塗装を行う場合、塗りムラが出来てしまったり
希釈量を間違え仕上がりが悪くなる恐れもあります。

 

・長持ちしない場合が多い
塗料には塗布する前に、別の薬品と調合したり、希釈を行います。
この分量を間違ってしまい、さらに塗装してしまった場合は
塗布後、すぐに剥がれが生じてしまう、という事もあります。
また、屋根・外壁塗装には事前の「洗浄工程」が必須となります。
高圧洗浄を綿密に掛け、その後塗装しなければこちらも剥がれが発生してしまいます。
「塗る前の下準備」が少しでも疎かになると、のちの重大な問題につながるのです。

 

・失敗した際の時間やコストが大幅に掛かる
DIYで失敗した屋根や外壁の塗装面は、大変状態が悪いものとなっており
DIY前の状態をプロが塗装するより、施工金額や施工時間が大幅に掛かります。

 

③DIY補修のメリット
・状況や場所によっては自身で補修できる
軽度なヘアクラック(0.3mm以下のひび割れ)程度であれば
コーキング材などでの補修を自分で行えます。

 

④DIY補修のデメリット
・大規模な補修に対応することが出来ない
大きなひび割れや、高所にある劣化箇所には対応する事が出来ません。

 

・屋根材や外壁材に最適な補修プランを練ることが出来ない
専門のプロではなく、一般の方が行う補修では
どうしても材質や状態に合った補修が出来ません。

 

⑤DIY雨漏り補修のメリット
・降水量の多い雨の日の雨漏りに対する一時的な応急処置をすることが出来る
非常に降水量の多い雨で雨漏りが発生する場合
雨漏り箇所が特定しやすいため、アルミテープなどで塞ぐことで
応急処置を行うことが出来ます。

 

 

⑥DIY雨漏り補修のデメリット
・あくまでも一時的な対応である

上記のアルミテープなどで塞ぐという補修は
一時的な効力しかありません。
ゆくゆくは補修業者などに相談する必要があります。

 

・通常の雨でも雨漏りする場合はDIY出来ない
降水量の多くない通常の雨で雨漏りする場合、DIYはできません。
その場合の劣化箇所は、プロの目で見て調査してみないと分かりません。
そういった雨漏り箇所の場合
プロが補修工事を行っても問題が完全に解決できないことも稀にある為
最低でもプロに調査・補修してもらう事は必須です。

 

・雨漏り箇所が屋根の場合、高所になるので危険が伴う
例え雨漏り部分が1階屋根であっても、足場を建てないのであれば
それは非常に危険な施工となります。
落下の危険性がある為、絶対に行わないでください。

 


 

2.ぞれぞれのDIYの当社の見解

 

上記では塗装・補修・雨漏りに対するメリットとデメリットをお伝えしました。
ここではそれを踏まえた上での当社の見解をまとめます。

 

①DIY塗装について
当社としてのスタンスは「塗装は絶対に業者に任せたほうが良い」という形になります。

 

 

上記で複数のデメリットを挙げましたが、仕上がりと耐久性の悪さがかなりの問題となります。
見た目を良くし、防水性能を上げるはずの塗装の目的に反してしまっています。

 

安くできるからと言って、ご自身やお知り合いがやるというのは
後々思いがけないトラブルを生み出しかねません。
塗装失敗後に掛かるであろう追加の時間と材料代も非常にもったいないものです。

 

また、建物は家具などと違い、大変大きく目立ちます。
DIYでしてしまった失敗も大きく目立ってしまうのです。
塗装会社のほとんどはそういった不測の事態の為に、保証を出すのです。

 

塗装前に入念な打ち合わせを行うのも、お客様の要望に沿う為
また、施工上の間違いを事前に無くすための必要不可欠な行程です。
塗装会社のプロに頼む、というのは安心を担保するものでもあるのです。

 

②DIY補修について
DIYにて自身で補修を行う、というのは規模により可否を判断してください。
高所にある場合もご自身での補修を避けてください。
また、大規模な補修も絶対に行わないでください。
思わぬ失敗を招き、業者に依頼する場合の補修金額よりコストがかかる可能性があります。

 

③DIY雨漏り補修について
明らかに雨漏り箇所が分かっており、それに対する応急処置的な補修であれば
必ず行ってください。
ただし応急処置後、必ず瓦屋さんやリフォーム業者に連絡を取ることが必要です。
また、応急処置もアルミテープなどの防水テープや
雨漏り補修スプレー等を利用して補修を行ってください。
シーリングなどでの行き過ぎた補修や、間違った補修を行うと

いざ業者に補修を頼んだ際、撤去代金などが上乗せされてしまう場合もあります。

 

降水量が少ない日に雨漏りする場合に関してはすぐに業者に連絡してください。
こういった状況の場合、一般の方が補修を行う手立てはありません。
プロによる診断と応急処置、そして最終的に雨漏り補修工事を受けるようにしてください。

 


 

3.当社に寄せられた「実際に起こったDIYの失敗談」

 

当社にお問い合わせ頂いたお客様よりこんなご相談がありました。

 

知り合いに「安くできる」と言われ塗装を任せたところ
施工中に「塗料が足りなくなったから追加の材料代がかかる」と言われた。
追加の材料代を支払い、施工を行ってもらったが
下地のひびの補修はされないまま塗装されており
塗り回数も1回だけであった。
養生もしっかりなされておらず、車に塗料が飛散しているのが確認された。
また、高所作業もハシゴだけで行われ、常にヒヤヒヤしながら見ていた。
知り合いであったために、文句や要望が言い出せなかった。

案の定、年数が経たないうちに劣化が進行してしまったため
今回サクシードに連絡した。

 

とのことです。
この文章を読めば、いかにDIYでの屋根・外壁塗装が危険であるかが分かりますね。

 


 

いかがでしたか?
ここまで読んでいただいた上で
一般の方のDIYがいかに危険か、良く分かって頂けたかと思います。
安く施工できることには非常に魅力があります。
しかし、安いだけでは安心感や信頼感がありません。
プロに任せる、という選択肢は大切です。

 

株式会社サクシードでは
DIYでやりたかった、塗装プラン・塗料色を詳細にヒアリングし
お客様の思い描く建物が、美しく変身する手助けをいたします。
当社にスタッフに是非ご相談ください。

 


 

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次回のブログもお楽しみに!

2024.06.24|CATEGORY:スタッフブログ

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