塗装価格の適正を見極めるには?
いつもサクシードのホームページをご覧いただき有難うございます。
代表の池田です。
皆さんが塗装をしたい、と思ったとき真っ先に気になるのは「工事価格」だと思います。
見積をお願いした後、大幅に価格が値引きされたり
キャンペーン期間中で今だけ!との謳い文句で見積を出されたり
様々な料金プランが提示され困ってしまう方もいるかもしれません。
今回は「塗装の適正価格」についてご案内します。
一言で「屋根・外壁塗装」と言ってもその中身には様々な工程や費用が含まれます。
人件費・足場代・材料代はもちろんですが、その他にも
保証内容・下地状況・アフターサポート等によりその費用は変動します。
施工業者によって体制や施工方法に違いがあるため同じ金額での見積りが出ない
というケースが多いです。
塗料の種類や工事内容にもよりますが、実は人件費と塗料代が工事料金の60%以上を占めています。
塗装金額は大きく見えがちですが、会社利益は30%も残らないケースがほとんどなのです。
薄利多売で利益を上げる業界だと思います。
大幅な値引きができる塗装業者は塗料を薄め、材料費を抑えたり
塗装スピードを無理に早め、施工日数を抑えて人件費を安くしている恐れがあります。
何よりも会社利益だけを追求した業者はそのような施工をする可能性があります。
業者から提出された見積書に目を通してみてください。
主に注目するポイントは7項目です。
①塗装面積
②塗料種類
③屋根・外壁材
④下地処理
⑤塗り分け等
⑥付帯工事(雨樋・雨戸塗装 シーリング工事)
⑦補修工事
それぞれについて解説します。
①塗装面積
塗装規模が大きくなれば、もちろん施工金額も比例し大きくなります。
塗装業者により面積算出方法が違うため、開口部(窓や掃き出し窓)を抜いた面積なのか、等
都度確認する必要があります。
②塗料種類
一言で塗料と言ってもその種類は多岐に渡ります。
高耐候高機能の塗料を選定すれば、その分金額も高くなります。
但し、耐候年数で考えれば高耐候塗料の選択でコストパフォーマンスが高くなる可能性があります。
③屋根・外壁材
建物に使用されている既存の屋根材、外壁材には
それぞれ使用できる塗料、できない塗料があります。
建物によっては限定された塗料を使うため、施工費用が変動する可能性があります。
④下地処理
外壁にクラック(ひび割れ)が生じている場合は補修工事も別途必要になります。
塗装作業前には必ず下地補修後に行うことが肝心です。
程度が重い場合には別途補修費用が掛かる可能性も考慮してください。
また、塗装のみで完結する軽い補修もあるので、こちらに関しては業者に問い合わせる必要があります。
⑤塗り分け等
「2トーンの外壁にしたい」というご要望があると、塗料を2種類用意します。
例えば「1階外壁の質感を残したい」というご要望の場合、クリア塗料(無色透明の塗料)を使用します。
このように違う塗料を塗装すると価格の変動が起こる場合があります。
⑥付帯工事
細かい箇所まで塗装することで、更に美しい仕上がりの建物となります。
雨樋や雨戸の塗装や目地のシーリング工事で価格が変動するんですね。
施主様によっては塗装が必要ない箇所もあるため、業者への確認が必要となります。
⑦補修工事
屋根や壁の破損個所があっては塗装工事は成り立ちません。
まずは破損個所を補修し、塗装します。
大工工事が別途必要となるため、施工金額が増加する可能性があります。
工事の適正金額は塗料の種類で大体判別がつきますが
その他付帯工事やお客様のこだわりにより工事価格の増減が変わります。
「適正」は施工会社ごとに違いますので、複数社から見積書を取り
項目ごとの内容をしっかり問い合わせ、知識を得ることで
お客様自身の適正価格を知ることができます。
工事価格も勿論大事ですが、安心して工事を任せられる業者なのか
価格に見合うサービスに対応してくれる会社なのかを重視したほうがいいと思います。
詳細は当ホームページの「工事費用」をご覧ください。
塗装は大きな買い物です。
営業担当と工事内容についてしっかりと打ち合わせをし
金銭面での不安を解消した上で塗装しましょう。
塗装工事に関するお問い合わせは
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次回のブログもお楽しみに!
2022.04.07|CATEGORY:スタッフブログ